【導入事例】データセンターのサーバーラック鍵管理を自動化。TrakaWEBによる厳格な利用履歴の統合管理
京都府:大手データセンター運営会社 B社様(業種:ITインフラ・データセンター事業)
抱えていた課題・問題点
データセンター内にある多数のサーバーラックの鍵管理において、これまでは「手書きの管理台帳」と「目視での確認」に頼っていました。入館者の増加に伴い、「鍵の貸出・返却手続きに立ち会う警備員の業務負担が増大している」「誰が・いつ・どのラック鍵を持ち出したかの履歴ログを確実に残し、即座に監査へ提出できる仕組みがない」「将来的な増設時、異なるフロアや部屋の鍵を効率よく集中管理できるシステムがない」という、セキュリティ監査基準の厳格化と現場のオペレーション効率化の両立が急務となっていました。
トータルリンクによる解決提案
鍵の保管容量が異なるインテリジェント鍵管理キャビネットを適材適所で2台配置するプランをご提案。メインフロアの多数の鍵を格納する大型モデルと、セキュリティエリア用の小型モデルをネットワークで繋ぎ、Webベースの管理ソフトウェアで一括統括する仕組みを構築しました。
これにより、「ICカード認証によるスタッフのみの自動貸出・返却」「誰がどの鍵を保持しているかのリアルタイム監視」「権限のない鍵へのアクセスロック」を完全にシステム化し、ヒューマンエラーが起きない自律型の安全な鍵管理環境を設計しました。
導入した商品・システム
- Traka Touch Pro L(トラカタッチプロ Lサイズ) × 1台
多くのサーバーラック鍵を集約・保管する、拡張性に優れたメインの大型鍵管理キャビネット。 - Traka Touch Pro S(トラカタッチプロ Sサイズ) × 1台
特定区画や重要制御室前に設置された、コンパクトで堅牢なセキュリティ特化型キャビネット。 - TrakaWEB(ブラウザベース管理ソフトウェア)
複数のTrakaキャビネットをネットワーク経由で統合管理し、ユーザー権限やアクセス履歴ログをブラウザ上で一元制御するシステム。 - トータルリンク・現地設置設定・ネットワークキッティング工事一式
導入後の効果とアフターサポート
データセンターの入場スタッフは、手持ちのICカードをかざすだけで自身の権限があるサーバーラックの鍵だけを解錠・持ち出せるようになりました。警備員による立ち会いや手書き台帳への記入プロセスがゼロになり、運用効率が大幅に向上しました。
管理者は中央の事務室からPCのブラウザ(TrakaWEB)を開くだけで、Lサイズ・Sサイズ双方の利用状況をリアルタイムで把握可能に。「誰がどの鍵を返していないか」が即座に分かります。また、国際的なセキュリティ監査時にも、ボタン一つで完璧な電子ログを出力できるようになりました。
導入後のアフターフォローとして、システムが正常に同期しているかの定期点検サポートを提供しています。また、万が一施設内の基幹ネットワークに障害が起きた際も、Traka Touch Pro本体内のメモリにデータが一時保存され、現場での鍵の貸出・返却を止めない「スタンドアロン駆動」に対応しているため、「インフラを絶対に止められないデータセンターにおいて、この可用性の高さは最大の安心材料」と極めて高い評価をいただいています。
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