電話機の通話中に雑音が入る

ビジネスホンの故障でよくあるのが雑音です。通話中に雑音が入るといった症状は通話が聞き取りにくかったりと業務に支障をきたす場合があり、使用している人にとっても、通話している相手にとっても非常にストレスになります。

1台だけが症状が出る場合、まず確認してほしいのが、カールコードです。電話機本体と受話器の間のクルクルと巻かれている線の事をカールコードと言いますが、カールコードが破損している場合に雑音が入る事があります。カールコードを他の電話機と交換してみて症状が改善されるかを確認してください。

カールコードを交換しても症状が改善しない場合、ハンドセットの故障が考えられます。ハンドセットは通話するときに握るいわゆる受話器の事です。ハンドセットの耳に当てる部分が受話器、口側の部分が送話器になっています。受話に問題はないが送話に雑音が入る場合、送話器の故障。送話に問題はないが、受話に問題がある場合、受話器の故障。といった切り分け方もできますが、まずハンドセットを他の電話機と交換してみて問題がないかを確かめましょう。

電話機の端子箱（ローゼット）から電話機の間のコードを機ひもと呼びますが、この機ひもが破損していると雑音が入る場合があります。機ひもを交換してみましょう。機ひもは量販店などでも販売されていますが、4芯と2芯が販売されており、ビジネスホンの場合は4芯になります。購入時には４芯を購入してください。

ここまでの対応をしても治らない場合制御装置（主装置）側の問題かその周辺の配線の問題が考えられます。原因の特定には専門の技術者が訪問する必要がありますのでお問合せください。

この場合は端子箱（ローゼット）か主装置のユニットに問題が起きている可能性が高いです。まず一度制御装置（主装置）の電源を入り切りして再起動を試してみてください。

改善されない場合、ローゼットかユニットの問題が考えられます。専門の技術者が訪問する必要がありますので、一度お問合せください

全部の電話機で雑音が入る場合、まず最初に試してほしいのは、内線でも外線でも雑音が入るのかを確認してください。内線で雑音が入らないが外線のみ雑音が入る場合電話局側での障害も考えられます。通信事業者へ連絡して異常がないかを確認してもらってください。

内線・外線共に雑音が入る場合、また外線だけ雑音が入るが電話局側で問題が見つからない場合、制御装置（主装置）の問題が考えられます。一度制御装置（主装置）の電源を入り切りして再起動を試してください。改善されない場合は、専門の技術者が訪問する必要がありますので、一度お問合せください。

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